猫物語 Lv３

 

吾輩は猫である


名前はまだ無い。











先日レーン村の近くで毎日の日課である毛づくろいをしていたにゃ
猫の第一印象は毛並みで決まるからにゃ！その辺は抜かりが無いにゃよ
耳の後ろに手が届かないけど頑張って毛づくろいしていたにゃ
すると突然変な人が現れたにゃ


 
「オマエガ・・・ホシイ・・」


変な人はそう言ったにゃ





ボクは、ぁあ・・・終わりなんだな
この白い聖者にゃのか悪魔にゃのか分からにゃい人、大きなオノを持ってるから死神かにゃ？ボクは殺されちゃうにゃ～間違いなく殺されてちゃうにゃ～きっと皮を剥がされて三味線になっちゃうんだにゃ～三味線って良い音色だよにゃ～どうせならガッキーみたいな可愛い子ちゃんに弾いてもらいたいにゃ～あの太ももの上でガッキーはボクを抱えて演奏するにゃ胸もちょっと当たってもう幸せだにゃ～最初はガッキーは上手く弾けないと思うけどボクが頑張って音を出すにゃ！頑張れガッキー！負けるなガッキーィィィィィ！！！ってな事を考えていたら





なんかその変な人はボクをスカウトアタック！





そうすると
あら不思議




ボクはアナタにメロメロ～のメロニャンキューになりました
















このひとご主人さま







 
このひとご主人さま







 
このひとご主人さま





























名前がまだ無いので
ご主人様が名前を付けてくれる事になりましたにゃ
















ご主人様のお家に行くとスライムがいたにゃ








ボクは思わず飛びかかってしまったにゃ！！
野生本能ってやつ？こればっかりはどーしょもないにゃｗ


あらあら！
にゃんと先輩だったにゃ！



ボクは丁寧にごあいさつをしたにゃ

かずおさんｗｗｗ
かずおさんってｗｗｗ

ん？もしかしてご主人様が付けた名前なのか・・にゃ・・
 
 スライム物語Lv１
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 







悩むご主人さま




真剣に考えてくれているにゃ・・
でも、先輩のかずおさん・・かずおとかは・・正直・・正直ちょっと・・
スライムでかずおさんだから、なんか可愛いけどにゃ～ボクみたいな猫がそんな名前だとちょっと・・・ちょっとにゃぁぁぁぁぁ
大丈夫！！きっと大丈夫にゃ！！
こんなお洒落でハイセンスなご主人様だもん！きっと！きっと！ボクに似合う名前を付けてくれるハズにゃ！！


 

ニャ！離席マークが出ちゃったにゃ！


きっとなんか調べものしているにゃ！なんか辞書とかで調べたりしてるにゃ！
だって名前って重要だもんにゃ～昔っから言霊ってあるからにゃ～その響きでその人の人生が大きく左右されちゃうからにゃ～ネコまっしぐらにゃ～ｗ



横文字きたにゃ～～～～～～～！！！！！

スゴイ！やったにゃあああああ！！！！！お洒落！！お洒落にゃあああああ！！！！
信じてたにゃ！信じてたにゃご主人さま～～～！！！！
三味線にならなくて良かったにゃぁぁぁ！！
ガッキーに弾いてもらえるのは少し残念だけど・・ちょっとだけ！ちょっとだけ名残惜しいけど・・良かったにゃ～～！！
横文字といったらフランスっぽいのが良いにゃ！お洒落なフランスっぽいのが良いにゃ！




おおおおお！！！決まったにゃあああ！！！！！

横文字でお洒落なのが決まったにゃあああああああ！！
アルベール！？フレディック！？ジェローム！？ヴィクトル！？フランソワ！？


























































































そうきたかーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！
よこもじ！！
確かによこもじだにゃああああああ！！！！！！！
いや！でもでも！ご主人さまは！なんか！なんか！意味があって付けてくれてその名前や響きに自信を持ってるはず！！確かに！確かによくよく考えると良い名前な気がしてきたにゃ！！
よこもじ！！
よこもじ！！！！
そうですよね！？ご主人様！？！？




















そーでもなかったときーーー！！！！


かなしいときーーーー！！
かなしいときーーーー！！


ただのネタだったときーーー！！！！


かなしいときーーーー！！
かなしいときーーーー！！
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
こうして、ボクよこもじと、ご主人さまのこまちぉとの冒険の始まりでしたとさ
ﾆｬﾝﾆｬﾝ♪
ポチッとにゃああああああああああ！！！！！！！！