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~あらすじ~
3歳の時に事故で片足を失った 矢下羽花 17歳
片足が無いからシンデレラと呼ばれていた。
普通に学園生活を送る羽花
そんな羽花の日課は 深夜12時
アストルティアでの生活を送る事。
キャラ名は ”こまちぉ”
両足のある自由な姿にシンデレラという虚像を重ねていた。
いつものようにログインすると、倒したスライムが起き上がり
話しかけてきた
そのスライムは、キャラである ”こまちぉ” に
シンデレラ、矢下羽花の名前を言い当てた
短篇物語【シンデレラ】前篇
【星に願いを】
目の前にいるスライムは私の名前を、本名を言った!!
クラスメイトしか知らない『シンデレラ』というあだ名も言った!!
続けて話すスライム
「キミの事は何でも知っているよ!」
全身が凍り付いた
一瞬かもしれないし、少し間があったか覚えていないが、
その得体の知らない恐怖に対して、私がとろうとした行動は
電源を切ること
「待って!電源を切らないで!ボクの話を聞いて!」
「驚かしてゴメンなさい!ボクはねシンデレラ、キミが来るのを待っていたんだよ」
震える手でキーボードを打つ
「ええ・・・!?なんでなんdw!?」
「そーだよね色々と疑問があると思うけども、ボクはね未来から来たんだ!」
まるでSF映画みたいにそう言った
「正確には西暦2033年の11月22日」
私は少しづつだけど平常を取り戻して、
なんか面白くなってきた
あ、そーいう事ね
「ちょwwwなんかのイタズラ?w」
「もしかしてスクエニの制作さん!?スゴい!!!」
話し出すスライム
「う~ん 無理もないよね・・・」
「もうキミはボクのクエストを受けた事になるんだけど・・」
「じゃあボクが未来から来たって信じてもらう為に、まずはキミの願い事を叶えてあげるよ!」
「えええ~~~w 超胡散臭いwww」
「本当だよ!願い事を言ってごらん!」
「さぁ!」
普通だったら
普通だったら
ゲームの世界だから良い装備とか、ゴールドとか、アストルティアの物を言うものだけども、
この時は、
なんかその辺がごっちゃになってて
「足が欲しいの」
「現実世界で無くした足がほしい!」
真剣に言ってしまった
「じゃあシンデレラ!キミの願いを叶えるね!!」
スライムは何か呪文みたいのを唱えると
画面とその一帯は眩い光に包まれた
【こまちぉは ガラスの靴 を手に入れた】
気づいたら朝だった
いつもの時間にセットしてある目覚ましが鳴る
あっちゃ~~~宿題やってないや;
昨日はゲームやってていつの間にか寝ちゃったよ・・・
髪もボサボサだし最悪・・・
早く学校行ってノート見せてもらわなきゃ
松葉杖を取ろうとベットから立ち上がった
立ち上がった?
そこには3歳の時に無くした
事故で無くした
足が生えていた。
【叶う夢】
その日は朝から大騒ぎ
「朝起きたら足が生えてた!」
ってお母さんに言って足を見せたら、
お母さんドラマみたいに持ってたお皿を床に落としちゃうのw
お祖母ちゃんなんて、お祖母ちゃん見て見て~!って寝起きの時に見せたら、
「なんかまだ夢の中みたいだねぇ・・」って言って寝室に戻っちゃうのw
おっかし~よねwww
まぁ一番ビックリしたのは私なんだけどね
まさかあのスライムが本当の魔法使いで、
私に本当に呪文をかけて足を治してくれたの!!信じられる!?
まぁ、その事を話しても信じてもらえないだろうし、
私がコッソリと夜な夜なゲームやってるってバレちゃうから
知らんぷりで通したけどね
でもこの日は学校には遅刻という事で、病院に行く事になったの
さすがお母さんだな~って思ったのは、
行きつけの病院に行くと騒ぎになってマスコミとか来ちゃうから
ちょっと遠くだけど、初診として大きな病院へ行って
捻挫したみたいですけど~って言って診てもらったの
もちろん、どこも異常はありませんでしたw
最初はお母さんも疑ってたり不安がってたりしたけども
一緒に病院に行って、お医者さんからどこも異常ありませんって聞いたのと、
現に私が歩いたり走ったりするのを見て、
もうずっと泣きながら喜んでるの
その後はお母さんも仕事に行って
私も学校に行った
普段学校に行く時は義足を付けて、その上にストッキング履いていて
見た目は変わらないんだけども
とりあえず、その日は黙ってる事にしたの
お母さん的には、このまま高校卒業するまでは今まで通りに過ごして
大学に行ったら普通に生活しなさいって
でも私・・言っちゃいそう・・・w
まぁ、とりあえず、何て言ったらいいか分からないから言わないけどね
学校はいつも通り過ごして
帰りの下校の時は、誰も居ないの確認して
走ったの
全力で走ったの!!
交互に前に出て地面を蹴る感覚
走った時に耳元で風を切る音
疲れて心臓がバクバク言うけども
私の足は自由に動くの!
私は誰にも頼らないで一人でどこへでも行けるし
お洒落だって出来るし
諦めていた恋だって出来る!
もう片足の無いシンデレラじゃないの!
私には両足があるの!
【ガラスの靴】
深夜12時
羽花はログインする
ログインすると、そこは昨日の場所だった
案の定スライムが居た
「待っていたよシンデレラ!願い事は叶ったかい?」
「叶ったの!!!足!!足が生えてたの!!!!」
「そうか!それは良かった!」
「ちょっ!ちょっとどーいう事!?!?」
「なんで足が生えたの!?!?」
「本当に魔法使いさんなの!?!?」
「違うよ!ボクは魔法使いなんかじゃないよ!」
「未来から来たんだ!・・・とは言っても正確には、ただのデータだけど」
「?????」
「ハハハーそうだよね!順番に説明するね!」
「まずはその足。矢下羽花に何故、突然足が生えたかというと」
「今キミが装備している足を見てごらん!」
装備を確認する
「ガラスの・・靴・・?」
「そう!ガラスの靴」
「そのガラスの靴にはね、ある秘密があるんだ!」
「ある・・秘密?」
「現実世界との融合さ!」
「・・・?」
「そのガラスの靴には未来のデータで同調機能が付けてあって」
「つまり、アストルティアのキミのキャラ ”こまちぉ” と」
「現実世界の矢下羽花がシンクロしてる状態なんだよ!」
「こまちぉは足が2本あるでしょ?」
「あ・・・!」
「そう!つまりそーいう事さ!」
「こまちぉで起きた出来事が、そのまま現実世界の羽花にも起こる事になる!」
「え・・・、じゃあ・・こまちぉが死んだら、わ、私も!?!?」
「そーいう事」
「え!?じゃあ私!もう怖くて敵と戦えないじゃん!!」
「大丈夫!」
「その効果が出るのは、ガラスの靴を装備している時だけだから」
「装備を外せば問題ないよ!」
「それを早く言ってよぉぉぉぉww」
「え・・・でも、」
「なんでそんな事ができるの?」
「あなたは何者なの?」
「ボクはね、未来からタイムリープしてきた、一つのデータなんだ!」
そうスライムは話し出す
ボクのいる未来はね、人間はほぼ存在していないんだ。
今から20年後の2033年11月22日に世界は核戦争により滅亡する。
色々な国から核弾頭が発射されて
その核弾頭が着弾する1時間前に、私達コンピューターは、ある結論を出す
歴史の改善さ。
今から20年後は世界中のコンピューターが、一つの意識集合体になっていて
コンピューターにも自我があり、学習機能と人権もあるんだ
人間とコンピューターとアンドロイド
丁度、ジャンケンのグーチョキパーみたいにバランスが取れていた。
まだ試作段階ではあるけどタイムリープがあって・・・
タイムリープとタイムワープの違いは分かるかい?
私は首を振る
例えばタイムワープは、羽花が今のままの状態で時空移動をする事に対して
タイムリープは時間の巻き戻し
つまり羽花が5年前にタイムリープすると12歳の羽花になるって事さ!
なるほど
世界が滅亡する1時間前に、歴史の改善という答えを出した私達は
ある時間の、あるキーワードにたどり着く
それはシンデレラ
キーワード:シンデレラ
「キミの事だよ!」
【クエスト】
「ぇえ!?なんで私!?」
「・・・コンピューターが出した答えだから」
「ぇぇぇえ!?」
「私何かしたの!?」
「キミに直接的な原因は無いのだけど・・・」
「 "風が吹けば桶屋は儲かる" ってことわざ知ってるかい?」
「え?えっと・・・風が吹いて・・・鼠がなんちゃらで・・ってやつ?」
そう!正確にはね、
風が吹くと砂埃が舞う
砂埃が舞うと失明し盲の人が増える
盲の人は目が見えないから三味線を始める
三味線は猫の皮が必要だから猫が減る
猫が減ると鼠が増える
捕った鼠を入れる桶が必要になる
そして桶屋が儲かる
ってな具合で、つまり何が言いたいかと言うと
物事は連鎖して繋がっているって事!
山の上で1cmの小石が落ちるだけで、ふもとでは大きな落石になる事もある
「因果応報ってやつさ!」
「そこでシンデレラ!」
「キミにはその落石の原因の、小さな石を取り除いて欲しいんだ!」
スライムのお願いは至って簡単だった
指定した時間にコロシアムに行って
指定した相手と戦闘をして勝利する事
「ただしね!」
「ちょっと・・・イレギュラーな事態が起こっちゃって」
意味深にそう言った。
【予兆】
私は毎朝、オフィスのある六本木スターバックスでキャラメルマキアートを注文する。
名前は 阿須野 美由紀(アスノミユキ)
28歳ウェブデザインの仕事をしている
私には幽霊が見える
とは言っても3年前に亡くなった弟の幽霊だけ
3年前
仕事をしていたら母から電話があった
弟が交通事故で意識不明の重体との事だった。
私の実家は静岡だったので、どんなに急いでも2~3時間はかかる
夕方頃病院に着くと、重体のはずの弟が病室の前で笑顔で待っていた
私は困惑した
「え!?どーいう事!?」
「なんなの?これドッキリ!?」
私は一気に肩の力が抜けた
安堵した
そんな私を後目(しりめ)に、弟は笑顔で病室に入って行った
私も病室に入ると
そこには弟がベットに横になっていた
母が泣きながら弟の手を握り
顔には白い布が被さっていた。
それからというもの、
私にしか見えない弟との生活が始まった。
幽霊とは言ってもずっと私に付きっきりではなく
普通に喋るし、外に一人で外出するし、私が寝れば寝てるし
私が彼氏と会う時は外出してるし、
食事やトイレが無い事以外は、なんら普通と変わらなかった
そんな
私にしか見えない弟の幽霊との生活が3年過ぎた時
弟は急に喋らなくなった
「どうしたの?」と聞いても
下を向いたまま首を横に振るだけ
数日後
弟は喋った
「お姉ちゃん、逃げて・・・」
つづく 後篇【シンデレラ】
※この物語はフィクションです
本当は後篇でしたが、もう少し続きます
>ゴンッ「ぎいゃぁあああああああ」
>
>
>アイラルは タンスに 足を ぶつけてしまった!
そこにアドニスが現れた
「お嬢さん、私はドクターです。ちょいと色々見せて下さい」
アイラルは足を見せた
「お嬢さん、これは・・・!」
アイラル「!?」
「お嬢さん、ちょいとベットに横になって下さい」
横になるアイラル
そしてアドニスも服を脱ぎ始めていった・・・
そして夜が明けた
ヤバイって(笑)
これまた色んな意味でヤバイって!!!(笑)
ってか、そう来ましたかー。
後編かと思ったら中篇とかっ!!(>_<)
じらしプレイだわ本当(笑)
はよ!
はよコロシアムしよう!!!(笑)
そうしよう!!!!!!
まぁー、あれですなw
そう。本当は後篇だったんだけど、色々と話が膨らんできてしまったw
後篇には凄いストーリーが待ってます!!
短編物語良いですね~思わず入り込んでしまいました(゚Д゚)
後編を楽しみにしてます!( ̄∇ ̄)ノシ
目指せ書籍化!印税生活!!
失礼しましたm(_ _)m
嬉しいお言葉ありがとうございます~!
私は多くの人に感動を伝えたいので、その意味での書籍化はすごいしたいです!
いや、でも、印税っていいですねwww
いいだろぉぉぉぉ!面白いだろぉぉぉおおおお!!
羽花ちゃんは・・・優しい娘だよ・・・
っとだけ言っておこうw
シーズン2は未定だよおおおw
後篇は驚きと感動・・・愛しさと切なさと心強さとが・・・待っています・・・よ!!
大きさだけじゃない!重要なのは感度だ!!
というコンセプトの下
自由気ままにやっております( *´艸`)
Twitter@komakomabiyori